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熊本地震 被災者支援 職員現地派遣報告-2-

当法人の職員、高齢者総合ケアセンターこぶし園の介護福祉士 目黒 聡が、緊急時災害介護支援チーム(DCAT)第2クール(活動期間4/29(金)から5/3(火))の任務を終えましたのでご報告します。

今回は熊本市の東に隣接する上益城郡の小規模多機能型居宅介護事業所「あんず」の事業所支援を中心に、近郊の避難所となっていいる広安西小学校や益城町総合運動公園施設での支援活動も行いました。

地震発生から2週間が経過する中、地元の介護スタッフの方も避難生活をしながら業務にあたる状態が続き、肉体的・精神的にも疲労が蓄積している状況を感じたとのことです。

そんな中、支援活動は被災者の方へ直接介護を行うこと、人的補充の側面があることはもちろんですが、DCATの一定の支援期間中に地元の小規模施設の体制づくりも重要な役割であると認識したとのことです。例えば自衛隊の設置した入浴施設に入りづらいお年寄りの入浴場の提供を小規模施設が対応する等、小規模施設が地域の拠点となり自立できるように、各避難所の保健師とDCATメンバーが連携をとり、必要な介護支援の情報の蓄積、状況把握とその支援提供に向け、積極的にかかわっていく必要性を述べています。

このような課題はさらに第3クールのチームへ引き継がれ、被災地の皆様へのより充実した支援へつながることと思います。

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